エイジングと共に気になってきてしまった乾燥肌。私は体質の関係もあり、どちらかと言えば脂性肌気味だった20代を送っていました。寝起きの顔はベタベタな時もあったり、皮脂がうまく落とせず毛穴に詰まって黒ずみ毛穴になったりしていました。
ただ、それも20年ほど前の話。40代になった今、逆に乾燥肌になっています。
どうせなら普通肌であってほしいものですが、そうもいかないようです。
そこで今回は「乾燥肌の原因と対策」をテーマにご紹介していきたいと思います。
乾燥肌とは
まず、乾燥肌がどういう肌状態かご存じでしょうか?その名の通り、乾燥しているお肌のことですが、下記のような症状が見られる場合は乾燥肌と言えます。
・肌がカサカサしているもしくは粉をふいている
・肌がくすんでいる
・シワ(特に小じわ)が目立つ
・肌に痒みがある
これらは、比較的見てわかる乾燥肌の症状です。
数値としては、お肌の水分量が20%を下回った場合に、乾燥肌と言えます。
もっと具体的に言うと、肌の皮脂膜や天然保湿因子や角質細胞間脂質が減ってしまうことで、保湿する力が不十分となってしまっている状態です。
だからこそ、お肌自らが潤っている状態を作り出す力をつけることが大切です。
しかし、悲しいことにエイジングが進むにつれて、それは難しくなっていきます。
そのため、エイジングケア化粧品で保湿成分を補ってあげることが良いです。さらには、乾燥肌になる原因を作らないことも必要になります。
乾燥肌の原因
エイジングに伴い、お肌の潤いを作り出す力が弱まっていくことも一つですが、それ以外でも、乾燥肌を加速させる原因がいくつかあります。
・女性ホルモンの乱れ
・よくない生活習慣(ストレス、喫煙習慣、過度の飲酒、睡眠不足など)
・皮膚病などの病気(皮脂欠乏性湿疹・老人性乾皮症・アトピー性皮膚炎など)
・間違った洗顔やクレンジングなどスキンケアや化粧品の使い方
これらは、自分自身が原因となるものです。
そして、外的原因もあります。
・紫外線ダメージ
・外気の乾燥
・急激な温度や湿度の低下
・大気汚染や花粉などのアレルギー源の影響
どうしても防ぐことが難しい原因もあるでしょう。
しかし、対策をしないままというのは良くないですね。
乾燥肌は様々な原因から起こり得てしまうため、対策もその数あるのですが、量が多くなってしまうため、今回は私もやっている対策法をいくつかお伝えします。
乾燥肌の対策
1)エイジングケア化粧品を適切に使う
乾燥肌の対策は、エイジングケア化粧品を適切に使うことが一番効率が良いと考えています。
純粋に乾燥している肌にエイジングケア化粧品に配合されているような高保湿成分を与えることで、しっかりと保湿をすることができるから、というのが一番大きいのですが、紫外線ダメージを溜めないことに繋がったり、外気の乾燥、アレルギー源の影響など外的原因への対策もできるからです。
お肌のうるおい成分であるセラミド、ヒアルロン酸であったり、お肌のうるおいを作り出す力を助けるナールスゲンやセラミドプロモーターなどがお勧めです。そして、それらを入れ込んだ後は蓋の役割をするスクワランやシアバターで保湿を完了させましょう。
2)紫外線対策を行う
紫外線ダメージはバリア機能を壊し、乾燥肌にするだけでなく、シワやシミ、たるみなどその他の肌トラブルにも繋がります。
バリア機能を壊させないためにも、日焼け止めを塗ったり、日傘・アームカバー・サングラスなどで物理的に予防をしましょう。
まとめ
乾燥肌は、エイジングケア世代が抱える肌悩みの根幹となります。早いうちから対策を行い、その他の肌悩みに繋げないようにすることが美肌を保つ秘訣だと思います。
私も乾燥肌に悩んでいる立場なので、一緒に頑張っていきましょう。